全体として下記の症状です。詳細は各疾患で異なります。また同じ疾患でも個人差があります。

  • 発達遅滞・知的障害   (95%)
  • 言語の遅れ、発語なし (71%)
  • てんかん  (57%)
  • 脳構造の異常 (40%)
  • 自閉症スペクトラム、 ASD・ADHD・不安  (60%)
  • 運動発達の遅れ(55%)
  • 筋緊張低下(59%)
  • 側湾症など整形学的問題 (36%)
  • 視力、眼科的疾患(44%)
  • 各疾患ごとの特徴的な顔立ち(65%)

Gillentine et al Genome Medicine 2021

疾患ごとの症状 

*略語で記載 例)HNRNPH2=H2、HNRNPU=Uなど

神経機能行動障害
HNRNPH2QRUH1
てんかん発作 +まれ++++95%
脳構造の異常 小脳発育不全50%  +(脳室拡大症) +(異常な脳横細線) +(薄い脳横細線)
睡眠障害   + 
筋緊張の異常+(亢進)+++ ++
筋無力症45%    
ADHD15%  44%  
ASD33%まれ++++33% 
骨格の所見
HNRNPH2QRUH1
成長の遅れ++まれ 
手足の異常扁平足     
指の異常   
歩行の異常     
側わん症++まれ
関節の過度な可動性 まれ 
頭蓋顔面所見
HNRNPH2QRUH1
頭蓋縫合早期閉鎖症、異常成長+(50%、23%)
顔の形+(丸い)+(細長い)+(丸い)
形態異常的な特徴++
聴力喪失23%
耳の異常
眼瞼下垂まれ
異常な眼瞼裂++
斜視54%30%
視覚の問題30%
その他
HNRNPH2KQRUH1
腎臓疾患++まれ
尿道逆流++
尿道下裂++52%
便秘
逆流性食道炎
呼吸の異常
睡眠時無呼吸症候群
停留精巣76%+
摂食障害67%58%
先天性心疾患まれ62%まれ30%

A Clinical Overview of the HNRNP-RNDDs 2023

Sara C Reichert et al Clin Genet 2023

→診断と治療